アルバム「アラカルト」収録。作詞作曲志村正彦。歌詞も曲も志村節全開の、フジファブリック屈指のダンスナンバー。
- アーティスト: フジファブリック
- 出版社/メーカー: Song-CRUX/ルーフトップ
- 発売日: 2002/10/21
- メディア: CD
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およそヘンテコリンな歌詞なのである。だって、サビが「いやしかし何故に」ですよ。
いかしかし何故に!て!
ヘイヘイベイベー 空になって あの人の前で踊ろうか
意識をして 腕を振って 横目で見てしまいなよ
まず、ダンスの描写から始まります。ぎこちない感じ。志村がバイト先の先輩でもあった氣志團の「One Night Carnival」に触発されて「ディスコっていいっすね」と作ったということですが、なんか入口から間違ってる感じがします。團長いわく、「こんな軽快な8ビートなのに乗り切れない曲はめずらしい。正彦の性格がでている。」
少しの勇気振り絞って
いやしかし何故に いやしかし何故に
踏み切れないでいる人よ
踏み切れない!隣の人こっそり見て、ちょっと意識して見よう見まねして、勇気を振り絞ってもなお、踊ることができない!チキンだ!
ヘイヘイベイベー 何をやったって もう遅いと言うのなら
今すぐにでも投げ出す程の 覚悟ぐらいできてるさ
反論がありました。そんなことないと。踊れなくても、すべてを捨て去る覚悟はできてるのだと。何を投げ出すのでしょうか?
いやしかに何故に
え?
いやしかし何故に
踏み切れないでいる人よ
結局踏み切れないまま終わる・・・・。しかし、この曲、踊りたくなるのです。なんというパラドクス。