インターネットで聴けるラジオ「Crimson FM」の3月のマンスリープログラムとして、「フジファブリックのデジデジいかせて」が放送されています。
30分と短い番組なのですが、これでやってる「恋チューンダンジョン」にハートを打ち抜かれています。
メンバー各自が、恋愛的シチュエーションに最も似合う曲を選び、3人の中でどれが一番よかったかを競い合うというこのコーナー。小ネタがちりばめられた小芝居の後に、曲が流れる構成になっています。
第1回のお題(シチュエーション)は、バレンタインデーでした。
第2回のお題は、お花見。会社のメンバーで行ったお花見の後、同僚の女子から、「この後、どっか連れてってくださいよ~」と言われた場面に合う曲として何がベストか、というものです。
トップバッターは金澤ダイスケ。「お弁当のハンバーグ、クレッシェンドので感動しましたね★」「どっか連れてってくださいよ~」という女子に、「六本木、いっちゃおうか~」と、いい具合のうざ可愛さで返した後に流れた一曲は、小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
まさかの90年代!
「東京ラブストーリー」という、トレンディドラマの代名詞みたいになったドラマの主題歌です。
今聞いても色あせない名曲です。ドラマ終盤では、盛り上がるシーンでは必ずこの曲が挿入歌として流れたため、前奏を聴くと「何かドラマチックな展開が始まる!」と思ってしまうという、刷り込み効果も期待できます。ダイちゃん、1回目に引き続き、王道できました。
お次は、山内総一郎。「歯でギターを弾くなんてすごいですね★」「どっか連れてってくださいよ~」という女子に、「んー」「せやな」などと、ナチュラル関西弁で答え、ファンの胸をドキドキさせた彼は、なんと、「寒いやろ?ちょっと遠いけど、うち行こか」と発言し、選んだ曲は、斎藤和義「歩いて帰ろう」。
「どれくらい歩くんだろうね」「エロい気持ちでウキウキした足取りなんです」「斎藤和義さんが歌っているというだけで、なんとなくヒワイ」「ほら、俺、ギターを家に置きたいわけよ」と、楽しそうに語らうメンバー。
ツイッターのタイムラインでは、好意的な声が多かったものの・・・・私はナチュラルに、「社会人なら、せめてもうひと手間かけて欲しい」と思ってしまいました。大学生ならいいですけど、社会人で、今はまだ同僚でこれからもしかしたら恋人になるかもしれない、まさに「Oh!!いつか二人はきっと恋に落ちる!! 」(=まだ落ちてない、これから落ちる)という「Girl! Girl! Girl!」的シチュエーションならば、もうワンクッション欲しいです。
家にギターを置きたいなら、「ちょっとどうしてもギターだけ置きたい。うちの近くに、カジュアルだけど結構いいバーがあるから、一旦家に寄って、それからそこに行かへん?」とか言ってほしい。なお、家に行ったら、結局流れでそのままバーに行かないとかでも、可です。
ラインを超えるまでに、もうちょっとだけ寄り道をさせて欲しい、そんな女心を見事に掬い上げてくれたのは、やはり加藤さんでした。
「盛り上がって帽子とったときの写メ、インスタにアップしますね★」「どっか連れてってくださいよ~」という女子に、「遊園地行く?」
まわれ まわれ メリーゴーラウンド
もうけして止まらないように
動き出したメロディ
LA・ LA・ LA・ LA・ LA LOVE SONG
(作詞作曲 久保田利伸「 LA・ LA・ LA LOVE SONG」)
- アーティスト: 久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL
- 出版社/メーカー: SME Records Inc.
- 発売日: 2014/04/07
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大喜利か。
こちらは「ロングバケーション」の主題歌でした。
モデルのナオミキャンベルとコラボした曲だったんですよね。なんか、バブルを感じるわ・・・・。
この勝負、誰が判定しているのかわかりませんが、勝者はダイちゃんでした。
明日、三回目のお題は「卒業」。
どんな闘いになるのか、今から楽しみです。