ゆるいか#117
暑いね。
以上!
チリーン。
みたいな放送でしたね。今回は。
暑いからしょうがないね、暑いから・・・・。
トークも、夏バテする―?とか、浴衣着ないね~とか、カレーの具は大きい方が好きかな?カレーによるかな?とか、パスタorスパゲティー?とかであり、まとめるほどのものも特にありませんでした。
あ、加藤さん(おそらく二日酔いが続いている)の言葉選びが常に比して冴えてない、という特徴はありましたね。
R&R Band Wagon Vol.017
ゆるいかよりは、ちょっとだけ、ゆるくない。
ゆるいかが、友達の家での内輪トークなら、こちらは一応、町内会館での公開生放送くらいの緊張感があります。全国のFMで放送されている番組ですから当たり前か。
今回のテーマは「ライブハウス」。
相変わらず、某司会進行の人は、相手のことを余り考えずに話(「ライブハウスって、どれくらい種類があるんですか、金澤さん?」)をふっていますが、各人の思い出話に発展していったりして、なかなか面白かったです。
【種類編】
・楽屋にトイレがついてないライブハウスがある。そうすると、客入りの前にトイレをすませておかなければならない。
・ステージと同じくらい広い楽屋のあるライブハウスもある。
・スピーカーの形状も違うし、音の反射も箱によって全く違う。
・ホールはスピーカーなどの機材・設備がないので、ライブハウスよりちょっとコストがかかる。が、やる意味もある。
・ホールは椅子があって優しい。
・過去、NHKホールでは、ホールでしかできないこととして、ダイちゃんがパイプオルガンの演奏をした。次回のNHKホールはどうなるのか?(「ただじゃ終わらないと思いますけどね。みんなの思い通りにはいかないぞ、と」)
【思い出編】
・山総が初めて行ったライブは、小学校4年生のときに茨木市民会館で行われた嘉門達夫の凱旋ライブ。後半、「大人のコーナー」みたいなものがあって、意味はさっぱりわからないんだけど、どきどきした。
・ダイちゃんが高校生の時は、茨木は「コア」(ハードコア、メロコア、スカコア)で盛り上がっていた。そのため、水戸のライブハウスでは、毎回、物凄いモッシュがあり、ダイちゃんは「あんまり筋肉なかったんで」行くのを差し控えていた。
・山総は、高校1年生の時に、初めて大阪のライブハウスで演奏した。初めてのライブなので、最初はGLAYのコピーなどを演奏していたが、いきなりボーカルの友達が「オリジナルをやります!」と言って、何も決めていないのに、フリーで音を出し始めた。
金澤「フリージャズですね。もはや」
山総「あれは恐ろしかった!セッションもできない奴らが、そこで曲を作り始めるんです」
金澤「ものすごいパワーがそこにあるよね」
山総「ボーカルの奴は、何かをメモった紙を持っているんですよ。歌詞かなんかわかんないけど。それを適当に歌いながら。キーも決まってないよ!」
加藤「怖いですね(笑)」
山総「怖いでしょ(笑)。初ステージで、初の背筋が凍る想いをしたというのが、15歳の頃ですね」
金澤「たまにあるよそれ、うちでも!」
山総「ある~?」
金澤「何かやってて。何かノリで」
山総「ノリはね。ノリはあるよ。でも今とは違うやんか。今は、こういう感じでやろうかな、っていうことになってんやろうな、っていう共通認識は一応ある。でも、この頃の楽器やり始めの奴らがステージで好きにやるって、もう恐ろしい話よ。アバンギャルドを超えてるよね」
金澤「俺もステージ上でブルースふられた時、たぶんそういう感覚だったんだろうな、と今思うよ・・・・」
・山総のフジファブリックとの初対面(?)は、夜通しギターを弾いて一人楽しんでいたところ、朝6時頃、志村から「今日空いてますか」という電話がかかってきて行った、メレンゲらとのライブで流す用のビデオ撮影の現場だった。
やはりミュージシャン、こういうテーマだと話が広がりますね。
いろんな思い出がザクザクありそうで、話してる3人も楽しそうでした。
それにしても、徹夜明けいきなり呼び出されて、よく知らない人とちょっとおちゃらけたビデオを撮る、っていう初対面、なんか東京っぽくていいですね。学生の頃は、そんな風に、思いもかけないやり方で人と知り合う機会もあったような気がします。今だって自分さえ望めば、いろんなカタチでの新しい出会いはあるのかもしれないですけれどもね。