彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

「Talking Rock!」11月号にフジファブリックのインタビュー記事が掲載

「Talking Rock!」11月号に、フジファブリックのインタビュー記事が掲載されました。

メンバーが「GIRLS」収録曲について詳しく語っています。 

 f:id:ManamiSinging:20151018053754j:image

 

ameblo.jp

前号と同じく、小賀康子さんというフォトグラファーの撮影です。 

manamisinging.hatenablog.com

 

全8頁で、うち写真が5頁です。写真がかなりポイントが高いです。

だって・・・・・ねぇ?

 f:id:ManamiSinging:20151018053805j:image

 

フジファブリックについては「音楽」と同じくらい、ビジュアルといいますか、インターフェイス?も気になる私なのです。アラーキーの撮った山内総一郎氏が、彼の本質的な頑固さに寄ったものだとすれば、小賀康子さんの写真は、山内総一郎氏の持つ女子受けするわかりやすいルックスの良さを引き出したものだといえるでしょう。この表情のパターンもあったのか!っていう。あとちょっと透明感がプラスされていますね。

 

manamisinging.hatenablog.com

 

そう、山内総一郎氏はGood Lookingな人なんですよ!その気になれば。わたくし、今のアーティスト写真(森にたたずむ人々編)には全く納得いってないので、ぜひ、スタッフの皆様には、パブリシティーにおいてメンバーのかっこよさを引き出すことに今後も注力して頂きたいです(えらそう)。

 

さて中身では、相変わらず吉川尚宏責任編集長が上手くメンバーから興味深いエピソードを引き出してくれています。「GIRLS」のバックグランドであるとか曲解説は、ゆるいかでもあまり語っていないですね。インタビュアーがいたほうが、上手く話せるのでしょうか。これらエピソードについては、ぜひ、本誌を店頭でお手に取っていただくとして、印象に残った山内総一郎氏の発言をひとつ、引用します。

 

この「BABY」は『BOYS』を作り始めた時に、自分の中で”BOYS感”を意識し過ぎたのか、あまり納得のいく曲が書けなくて。もっと尖ってないと、とか、もっと混沌としていないと、とか、ちょっと過剰に考え過ぎてちょっとポップな感覚が薄らいでいたんですよね。そういう曲ばかりが揃ってしまって”これは伝わりづらいな”と。そこから視点を変えて書いた最初の曲なんです。だからもっとスマートに、男の人が女の人に対して思うことを・・・・1曲目の「夜明け前」とも似たようなマインドで書いた曲ですね。(「Talking Rock!」11月号55頁)

 

「夜明け前」を視聴したときに、「山内総一郎氏は素直紀にいる」と思いましたが、こういったバックグラウンドがあったのですね。「BOYS」の制作時には、最初、「BOYS」感が暴走してNYのアンダーグラウンドでやってるような地を這うような曲(どんな曲だ)とか、メンバー3人ともそういうのばっかり作ってきて困った、というエピソードがありましたが、そういった経緯を経てできあがった「BOYS」が「Green Bird」で一歩新しい扉を開け、さらに「GIRLS」では山内総一郎氏の作曲パートについていえばストレートかつポップな方向に振り切れているというのは、とても興味深いです。混沌から産まれたポップだったんですね。

 

★★★★

 

さて、このブログですが、もともとは、フジファブリックの曲に関する感想を書きたくて始めたものでした。最近、フジファブリックが活動的なので全然曲に関する感想が書けないんですが、せっかくなので、過去のエントリーをランダムに紹介していきます(読み返すと恥ずかしいけど、勢いでここは!)。最近フジファブリックを知ったと言う方、ぜひ、昔の曲も聴いてみてください!

 

秋といえば、金木犀。今の季節に聴きたくなる一曲。 

manamisinging.hatenablog.com