2018年1月以降、エレファントカシマシのボーカルギターである、ミヤジこと宮本浩次(みやもとひろじ)さんの絵ばかり描いています。
ちょっとうまくなった気がして嬉しくて、職場の同僚に見せたりして、「思っていたのよりも上手くてなんか気持ち悪いッスね。ヒマなんですか?」って言われましたが、暇ではないです。基本的には睡眠時間と外出時間を削っています。
ここのところ、エレカシの音楽を聴きこんだり、ライブ映像をみたり、ドキュメンタリーを観たり、本を読んだりしているというのもあるんですけど(・・・こう書くと時間が足りなくなるのは当たり前かな)、でもそれにしても、この情熱は一体何なんだろう?と自分でも不思議に思っていたのですが、ふと気づきました。
私はミヤジに煽られている・・・・!
フジファブリックの音楽が、心の歪みをそっと優しく治してくれるものだとすると、エレカシの音楽は、自分の魂と向き合うエネルギーをくれるという感じでしょうか。なんというか、エレカシの音楽は、結構、「圧」をかけてくるんですよね。
そんなエレカシの、ミヤジの熱に煽られて、絵をかきまくっている気がします。
ふりかえるとこんな感じです。
一番最初に描いたミヤジ。ちょっと昭和っぽい感じでいいなーと思いました。この頃はまだ、軽い気持ちで描いていました。
ライブ映像をみて、エレカシは赤が似合うのかな、と思って描きました。誰だかわからないとなんだなと思って、「エレファントカシマシ」と文字を入れて、満足しました。
ステージ上でのミヤジの動きを表現したくて描きました。でも、顔があまり描けなかったので物足りず・・・・。
かっこいいミヤジの顔を描きたい!となったら、こうなりました。若いころの写真をベースにしています。ミヤジの髪の毛を描くのがとても好きなんだと気づきました。
これは、絵としては気に入ったんですけど、いかんせん実物に似ていないのがちょっと・・・・となりました(たぶん目が大きい)。
実物に似せたい、似ていて、かつ、かっこいいミヤジが描きたい!と挑戦しました。でもまだちょっと似てない。
がんばって、同じ日に続けて描きました。少し似てきた!
ミヤジと石くんを描きました。二人の関係性を描いてみたかった。描いているうちに、「そういえば大友克洋(漫画家。名作「AKIRA」の作者)大好きだったな・・・・」と思い出しました。
ミヤジの細い脚、全体的なシルエットを描きたくてこのポーズを選びました。写真では、木の根っこに足をのせているんですが、これだと空中で足を止めている変わった人になってしまったのが心残り。
原点にかえってまたミヤジの顔を描いてみました。目元は似てるんだけど、あごのところがシャープすぎて、微妙にしゃくれてしまいました。人物は本当に難しいと思いました。
ミヤジの若いころの写真をベースにしています。若くて繊細な印象を、髪の毛のキラキラに託しました。どうしても、こうあってほしい、という私の願望が微妙に投影されてしまうようです。
雑誌POPEYEの写真がとても素敵だったので描きました。イラスト風の絵柄に挑戦してみました。
いかがでしたでしょうか。伝わるでしょうか。私の煽られ具合が・・・・。
今度はあんな感じの絵にしてみよう、だとするとこうやって時間つくろう、とか考えていたら、睡眠不足でも、朝、わりとはやく目が覚める今日この頃です。
生活が破壊されないよう、調整しつつ、気が済むまで描いていきたいと思います。