名古屋の日本特殊陶製工業市民会館フォレストホールで行われたフジファブリックHALL TOUR 2015 Hello!! BOYS & GIRLSにて、山内総一郎氏が34歳にして
フルハンドマイク・デビューしました!
フゥ・・・・
私、かなりびっくりしたんですけどね。
皆さんはどうでしたか?
「バタアシParty Night」からの流れでした。あの曲では最後の方、山総はハンドマイクになりますが、わりと、「左右のお客さんにも歌を届けるため」感、つまり必要に応じて感があったわけですよ。今回、野音スペシャルからセトリが変更されていて、「ECHO」の次は「バタアシParty Night」だったのですが、曲が終わって、山総は、「ハンドマイク楽し~」と言いつつ、鞭のようにコードをしならせて遊んでいました。「ほほえましい・・・」と思って見ていると、「Girl! Girl! Girl!」が始まりました。でも山総はスタンドマイクに戻らない!
あれ・・・・このまま歌うの!?
トイレにもギターを持って行った山総が!
高校にもギターを背負って行った山総が!
ついに、ギターを置いたまま歌いました。
しかも、アイドルっぽく。
左右のGirlsたちに、歌を、愛を届けるために。
そして、「今日は俺は投げキッスの後コケたりしないぜ」という決意に満ち満ちた表情からの投げキッス。ぎこちないながらも成功しておりました。しかと受け止めさせていただきました!
「今日はいいもの見たね~」
「名古屋まで来た甲斐あったね~」
「何かが産まれる瞬間に立ち会ったよ」
「卵にこう、ヒビが入って・・・・」
「孵化した!」
「はじまりましツァーのときから、『なにこのキラキラした人は???』という感じだったからさ、萌芽はあったんだけど」
「アイドルだね」
「ロックバンドなんだけど」
「でも否定できないよ。肯定するよ。だって、山総があんなに嬉しそうなんだもん」
「ニコニコしてたね~」
「そのあと、『でも俺はギタリストです』と言ってことさらに」
「ギター弾きまくってた!しかも長く!」
「言い訳っぽく!」
「ツアー通して、あの言い訳ギターが長くなっていきそうだな~」
「野音のときは、前半はギター弾いてたじゃない?フルでハンドマイクって、リハーサルとかで決まったのかなぁ」
「誰発案?」
「本人でしょ」
「『この曲さ、いっそ全部ハンドマイクってどう思う?』とかって提案したのかなあ」
「『山内君がやりたいならいんじゃない』というスタンスですかね二人は」
「終わった後、感想求めてたりして」
「『なぁなぁダイちゃん。ハンドマイク、どやった?』」
「聞いてそう!」
「そしてそういう時ダイちゃんは、結構正面から答えない」
「微妙にはぐらかすよね」
名古屋駅のタクシー乗り場近くで、えんえん話していましたよ・・・・。周りを、嵐ファンの皆様が通り過ぎていく中で。
★★★
総じて、とても良いステージでした。
ホールって、音が美しく反響していいですね。
ライブハウスみたいにぐちゃぐちゃになって踊り狂う感じでは勿論ないですけど、ホールもいいなと思いました。日比谷野音が特別感あふれるステージだったために、なんだか今日のステージがツアー初日っぽかったです。「Hello!! BOYS & GIRLS TOUR」はこういうツアーなんだ、というのがよくわかりました(Yさん談)。
以上、断片的な感想ですが速報でした。