彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

【ソロ一郎を待つ】山内総一郎弾き語り@WILD BUNCH 2015

2015年8月22日(土曜日)に山口きらら博公園で行われた灼熱の夏フェス、WILD BUNCH 2015 の参戦レポ(その2)です。

 

レキシ

13時50分より、スポーツ広場のPirates Stageでレキシのアクトが始まりました。

「ワイルドバンチにお越しの春日の局様、今日は最後まで楽しんで行ってね!」などと煽られます。相変わらずトークが面白い。

 

  1. 大奥~ラビリンス~
  2. 年貢 for you
  3. きらきら武士
  4. 狩りから稲作へ

 

青空の下、プラスチックの稲穂(500円)を掲げながら楽しそうに踊る人々。

 

縄文土器 弥生土器 どっちが好き?

縄文土器 弥生土器 どっちもドキ!

 

ふざけた歌詞だけど、めちゃくちゃに歌が上手いので、なんか踊っちゃう。

いいなあ、フェス!

 

しかしその間にも、ギラギラと照りつけてくる太陽に、飲み干したサングリアも一瞬で蒸発してしまったような感じです。あたりを見渡せば、運動場の芝生の中の人々は元気に踊っていますが、周りを取り囲む斜面には、ミイラのようにタオルでぐるぐる巻きになって横になっている人や、打ち上げられたマグロのように寝そべる人多数。担架で救護テントに運ばれていく人もいます。

 

戦場だ

ここは戦場なんだ!!!

 

そこで、戦場を一巡りがてら、フジ友Yさんと多目的ホールの物販ブースを観に行くことにしました。ラッシュアワーの渋谷駅のような混雑をかき分けて、多目的ホールを目指します。

 

目指します。

目指します。

 

・・・・着かない!

 

人ごみがすごくてなかなか進めません。

おそるべし夏フェス。

 

物販ブース

やっとの思いで多目的ホールに到着した頃には、かなり疲労度が増していました。まだレキシしか見てないのに。

すると、多目的ホールの中も、そこらじゅうに座って、うなだれる人多数。まるで野戦病院の様です。さらに女子トイレには長蛇の列。

 

びびる(汗)

 

気を取り直して物販ブースに行きます。山場を過ぎたのか、それほど人は並んでいません。探すと、右端から3番目、「go!go!vanillas」と「レキシ」に挟まれて「山内総一郎」ブースがありました。でも、看板にフジファブリックって書いてない。これじゃあ、気づいてもらえないかもしれないよー。

 

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案の定、両隣にはお客さんの長い列があるのに、山内総一郎ブースには、まったく人が並んでいませんでした。切ない!しかし、ここぞとばかりに、お姉さんに品物(今年のサマーグッズ)をあれこれ見せてもらいました。「羽根と音符のトートバック」は、想像していたのより大きかったですね。ちょっと迷いましたが、自分がそれを持って出かけるシチュエーションがどうしても思い浮かばなかったので購入しませんでした。ライブTシャツは、相当気に入った柄でないと買わないことにしているので、これもパス。

 

ファン失格でしょうか。でも、しょうがない!私の断捨離心を突き崩すような素敵なグッズを開発して欲しいものです。

 

かき氷を食べて、気合いを入れ直して、斉藤和義のライブに参加するためにスポーツ広場に戻りました。

 

斉藤和義

一言でいうと、大人の余裕?

白いシャツが透けるほど汗をかいているのに、暑さなんて微塵も感じさせないような雰囲気で、歌いこなしています。

 

  1. ずっと好きだった
  2. 傷口
  3. 攻めていこーぜ!
  4. やさしくなりたい
  5. ベリー ベリー ストロング ~アイネクライネ~
  6. 歩いて帰ろう

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新曲を2曲もやってくれました。「傷口」と「攻めていこーぜ!」です。初めて聴く曲なのに、すっと耳にはいってきました。特に「傷口」は、いいですね。色気のある歌です。

 

仕事で嫌なことがあったとき、愚痴っても、せっちゃんなら、優しくいなしてくれそう。そして、ほんとにダメになりそうなときは、そっと励ましてくれそう。普段は下ネタしか言わないのに、どうしてカッコイイの・・・・。不思議な人です。

 

ソロ一郎を待つ

山内総一郎以外の観たかったアクトが終わったので、ビーチエリアに戻り、on the sea stageを眺めながら(または監視しながら)、ゆっくりと過ごすことにしました。ちょうど、ビーチエリアは日陰になっており、暑さもやわらいできました。

焼けた手足がヒリヒリします。

 

すると、KEYTALKのステージのほうから、人が大量に出てきて、スポーツ広場に駆けていきます。どうやら、Alexandrosのステージに向けて走っているようです。

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まだ走れる君たちが本当に眩しいよ。

私もあと20歳、若かったら、このフェスも違った楽しみ方をしていたかもしれません。

 

レジャーシートに寝転んでぼーっとしていると、近くのお姉さんたちが、「あたしたちの夏フェス、おわっちゃったねー」「そうだよ、さっきの斉藤和義のアクトと一緒に、終わっちゃったんだよ」と語っていました。それを聴きながら、(私の夏フェスの本番は、あと3時間後にはじまるよ)と思っていました。

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(続きます)