Wired は、「配線された、有線の」とか、「興奮した、神経過敏」という意味がある。ここでもダブルミーニング。作詞加藤慎一、作曲山内総一郎の、重低音のロックっぽい実にカッコいい一曲。「ブルー」とダブルA面でシングルカットされています。アルバム「LIFE」にも収録されていて、「efil」と続けて聴くと、ノリノリになります。
痺れちゃってる 絶頂感でもう
ジリリ鳴ってる 脳内ランデブー
四の五の言わずに 突進系だぜ
そうそう!いつも歌詞をネタにあーだこーだ言ってるワタシですが、関係ないときもあるんだぜ!
ピリリ張ってる 緊張感凄い
刺激たっぷり 頂戴何度も
光の速さで 突進系だぜ
音に身を任せて、ひたすらノリまくろう!決して薬をキメてるわけじゃないわ!
「孤独を感じている時に触れた人やものによって、その孤独が解消されたりもするじゃないですか。この曲の歌詞では、そういう誰か、何かとのつながりについて歌っています。」(アルバム「LIFE」ライナーノーツ〔加藤〕)
え・・・・・・。
単なる言葉遊びの歌じゃあなかった。
孤独を?感じて、いる?
絶頂感でビリビリきている人かと思ったけど、実は孤独を抱えていたのか。
きっとワイアード
希望が渦巻き 自由になって行く
その時 この世界 繋がる
サイケデリックな意味で、ヒッピー的な意味で、繋がるってことでしょうか。まあいいわ。カッコいいから!
ところで、加藤さんには「お得意の 三文芝居 WIRED」という名句がありますが、WIREDのMVでは埼玉で地底人探しをする三名が見られます。最近のR&R Band Wagonでの小芝居(Vol.004の冒頭)といい、フジファブリックは結構芝居が好きな模様。「面白いよねえ〜」とのん気に言っている山内総一郎氏の発言を聞いて「この人本当に天然なんだな・・・・」と思いました。