彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

2015-05-04から1日間の記事一覧

「LIFE」 なんてことない日常に涙する

イントロの跳ねるようなピアノは、チャンダイ先生が中学2年生の頃に手癖のように弾いていたというもの。これから何が始まるんだろう?という予感でワクワクさせる。アニメ「銀の匙」2期のオープニングソング。一言でいうと、極めて完成度の高い一曲。 LIFE(…

「若者のすべて」 夏の日の花火のように美しい曲

フジファブリックの歌の中で、一番たくさんの人に聴かれ、愛されているかもしれない曲。2007年の作品。作詞作曲志村正彦。桜井和寿や槇原敬之もカバーしている。 若者のすべて アーティスト: フジファブリック,志村正彦 出版社/メーカー: EMIミュージック・…

「徒然モノクローム」 発注に応えるプロ意識

初めて聴いたとき、なんじゃこりゃこのヘンテコな歌詞は、と思い、アニメのオープニングソングと聞いて納得した曲。作詞加藤慎一、作曲山内総一郎。 徒然モノクローム/流線形 アーティスト: フジファブリック 出版社/メーカー: SMAR 発売日: 2012/05/16 メデ…

「フラッシュダンス」 温度の低いラブソング

作詞加藤慎一、作曲金澤ダイスケの手になる一曲。「ダンスナンバー」というコンセプトで作られたEP 「FAB STEP」に収録されている(その後アルバム「LIFE」にも収録)。よくあるタイプのダンスナンバーとは一味違う雰囲気。ていうかこれはダンスナンバーとい…

「Gum」 彼から彼へのラブソング

「自分が過去に好きになった人の影響が自分のなかで生き続けているということを考えながら歌詞を書きました。」(アルバム「LIFE」ライナーノーツ)という、アルバム「LIFE」の中の一曲。作詞作曲は山内総一郎。 Gum(Live at 日本武道館) フジファブリック …

「ブルー」 想いを上手に伝えられない

私が今のフジファブリックを好きになった切っ掛けともいえる曲。 美しい、でも少しさみしい(まさに人気のないプールサイドみたいな)ピアノのイントロに導かれ、はじまるのは、何かの帰り道、「まとめた言葉」は単純なのに、「君」に思っていることをうまく…