彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

フジファブリック15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール”IN MY TOWN”その2

2019年10月20日、フジファブリック”IN MY TOWN"の物販の開始は13時からだったが、数時間前から長い行列ができて、午前11時の段階ですでに大阪城ホールが面する第二寝屋川の対岸まで続いていた。

 

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台風19号

2019年10月は、複数の台風や豪雨が日本を襲い、大きな被害をもたらした。特に、10月12日に伊豆半島に上陸した台風19号は、東日本に甚大な被害をもたらし、その中には、フジファブリックのキーボーディスト金澤ダイスケの故郷である茨城県大子町も含まれていた。

 

www.jiji.com

 

フジファブリックのメンバーは、全員、故郷で凱旋ライブを果たしていて、大子町でも2013年の"VOYAGER"ツアーでライブが行われている(「FAB LUVE II」収録)。 

FAB LIVE II [Blu-ray]

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金澤ダイスケの実家は、大子町でレストランを営んでいる。

被害に胸を痛めたファンは多かっただろう。大事なライブの一週間前にこんな災害が起こってしまうなんて、誰もが予想していなかったことだ。

 

そんな中、金澤ダイスケはTwitterでコメントをした。

 

 

心配で騒めいているファンの心情を思いやってのことなのだろう。

彼の人柄、優しさがよくわかる発言だと思った。

 

沢山の花

10月20日の大阪の天気は、晴れ。秋らしい高い空を雲が流れている。

会場付近には沢山の花が飾られていた。

 

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山内総一郎がエンドースメント契約を締結しアンバダサーとして活躍するFENDERからは、真っ赤な花。私の記憶する限り、FENDERは、いつも赤い花を贈っている。赤は、山内総一郎モデルの色(彼が大好きなゲーム「MOTHER2」のパッケージの色)でもある。

 

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一角には、おそらくファンからの花も飾られていた。

 

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手作りのギターが添えられた、とても凝った素敵な花輪もあった。

もうどんだけお祝いしたいんだみんな、私もだっ!みたいな、何とも言えない感情が湧き上がってくる。

あともう数時間で始まってしまうなんて、そして終わってしまうなんて信じられないし今から悲しいし、でもそれを大きく上回って期待と緊張ドキドキする・・・・という、それは単純な言葉では表せない感情だ。

 

物販

今回は、グッズもいつもより気合が入っていた。

 

IN MY TOWN/ フジファブリック15周年SPECIAL SITE

 

FAB CHANNELという会員制モバイル専用サイト(なんと月額300円!)に加入すると、毎回、ライブグッズをメンバーがゆるく紹介してくれる動画を見ることができる(最高)。

今回は、画期的なことに、事前に商品を注文し、当日決まった時間に受け取れるというサービスがあり、大変便利だった。このシステムは、今後のライブでもぜひ採用してもらいたい。

このシステムでも、人気商品(手ぬぐいなど)は瞬殺だったし、このシステム自体もすぐに満席(?)になってしまったので、当日の物販には、長い列ができた。

 

私は、これまで、なんとなく気恥ずかしくて、物販で買ったばかりのライブTシャツを当日に着ることはなかったのだが、この日は、初めて、それをしてみた。

 

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午後4時、開場が始まった。

 

(牛歩で、つづく)