フジファブリックのメンバーを描いてたら、なんかちょっと、実際とは雰囲気の違う人たちみたいになりました。
私は、フジファブリックが2015年にリリースしたミニアルバム「BOYS」の頃のアーティスト写真がとても好きです。
「BOYS」のリードトラックであるGreen Birdも、フジファブリックの曲の中で1、2を争うくらいで好きな曲です(同率1位が多数ありますが)。
そこで、そのイメージを若干念頭に置きつつ、まず山総を描いてみました。
そしたら、なぜかなんかちょっとなんか、サイケな雰囲気になりました。そこでそういう感じのフォントを入れたら、ますますそういう感じになりました。
ライブに行ったことのある人ならわかると思いますが、実際の山総は、こんな感じの人ではないです。もっと、ゆるい感じのお方です。
顔は結構似せることができたんですが、雰囲気はかなり違うという、不思議でちょっと面白いイラストが出来上がりました。
そこで、この調子で他のメンバーも描いてみよう、ということになり、ダイちゃんを描きました。キャンバスを縦にしたので、ちょっと大きいサイズです。
ダイちゃんのアー写真の顔がかなりの泣き顔なので、少しはかない感じになりました。後に、ダイちゃんファンのフジ友Mさんから、「体形がリアル」という感想を頂きました。まあ確かに。
最後は加藤さんです。加藤さんは、黄色を主体に色をつけてみようかな、と思って描き始めたんですが、塗っているうちに、なぜか、濃いピンクで飾ってしまいました。ツイッターのフォロワーさんから、「かき氷の妖精」という称号を頂きました。
確かにこういう色のかき氷ありますね!
3人とも、髪の毛(又は帽子)と服の部分の着色は、「BOYS」の頃のアーティスト写真に使われているピンク、黄色、ブルーの三色を重ねています。どの色のレイヤーを前面に持ってくるかで色合いが変化するので、いろいろ試して、いい感じになったものを採用しているのですが、その結果こういうことになりました。
描いているうちに、当初のイメージと違う出来上がりになっていくのがイラストの面白いところです。