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彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

アーティストのセルフプロデュース~スガシカオの場合

私はスガシカオの熱烈なファンというわけではないのですが(アルバムを買うくらい)、彼のメルマガは毎回楽しみにしています。

 

メールマガジンは、プロモーションにおけるごく基本的なツールであり、たぶん多くのアーティストがやっているのだろうと思います。

スガシカオも、"Shikao Times Z"というメルマガをやっていて、誰でも無料で登録することができます。

 

ameblo.jp

 

このメルマガが、とても良いです。

スガシカオの肉声が届きます。彼が何を考えて、どういう思いで活動しているかが、率直な言葉で書かれています。

 

スガシカオは、2011年にオフィスオーガスタから独立し、インディーズに活動の拠点を移しました。その後、自分でマネージメントをしながら、2014年に再度メジャーデビューをしました。

昨年はアルバム"THE LAST"をリリースし、今年はスガフェスという名を冠したフェスも企画するなど、活動は絶好調です。ちなみに、THE LASTはほんとに名盤。

 

THE LAST (初回限定盤 CD+特典CD)

THE LAST (初回限定盤 CD+特典CD)

 

 

スガシカオは、事務所から独立した理由について、こんな風に語っています。

 

スガ:メジャーのパッケージ感がすごく嫌だったんですよ。自分が心血注いで作った曲って、生々しい形で人に伝わってほしいんですけど、僕の手を離れて、いろんなところをめぐって、その間にジャケットとかPVができて、商品になって僕のところに戻ってくる頃には、生々しさがなくなっちゃう感じがしたんですよね。その感じって、リスナーにも届いちゃうと思うんです。歌詞のメッセージ性にしても、「もっと生々しく響かないと意味ないじゃん」って思ったんですよね。

 

www.cinra.net

 

現在の音楽業界において、確かに、楽曲はアーティストの「作品」であると同時に流通する「商品」でもあり、「作品」としての手触りが商品化される過程で失われることに、彼は耐えられなかったのでしょうか。

 

コミュニケーションは、間に人か介在するだけでねじれる危険があります。彼ほどの売上規模のアーティストともなれば、利害関係者も多数に渡り、いろいろな大人の事情やら忖度やらで、「作品」がどんどん自分がつくったものと別の何かになっていく流れの速さは、凄まじいものがあったのでしょう。

 

そういう過去を経て、今の彼のメルマガの文章は、とても自由で風通しがいいです。今は、今なりの苦労があるのかもしれないですが、それはさておき、あんな風に語りかけられたら、彼の活動も意図もダイレクトに伝わってくるし、まあ率直に言ってニヤニヤします。

 

ニヤニヤって変ですか。

なんか嬉しいんですよね。

そうなんだー、そんなこと考えてるんだー、って、わかると嬉しい。

距離を近く感じるのかな?

 

なので、彼が今度挑戦するというドラマも、大変楽しみにしております。

 

 

manamisinging.hatenablog.com

  

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