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彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

フジファブリック「STAND!!」追加公演@中野サンプラザホールが大成功

Live フジファブリック 志村正彦

フジファブリックLIVE TOUR 2017「STAND!!」追加公演@中野サンプラザホールから一夜が明けました。

 

 

中野サンプラザで公演することの意味

 

まずは、公演を成功させたメンバーに「おめでとう!そしてありがとう!!!」と言いたいですし、これをLINE LIVEで無料実況中継してくださったスタッフその他関係者の方々にも感謝します。

 

現地に参戦したファンのうち、特に2010年1月21日に中野サンプラザで行われた志村會にも行ったというファンの人は特に、感無量だと思います。

 

まず、なぜ、フジファブリックとそのファンにとって、中野サンプラザが特別な場所なのかを説明しなければなりません。

 

フジファブリックをつくった志村正彦は、山梨県富士吉田市から上京後、高円寺に住み、ライブハウス・ロサンゼルスクラブ東高円寺でアルバイトをしていました。

 

www.losangelesclub.jp

 

高円寺に住んでなくて、ロサンゼルスクラブっていうライブハウスでバイトしてなかったら、当時EMIにいた今のマネージャーの大森さんとも出会わなかったですし、メジャーデビューへの糸口も見つけられずあきらめて実家に帰ってたと思いますね。練習も、バイトも、音楽も、人とのつながりも全部ここですからね。

志村正彦「東京、音楽、ロックンロール」336頁(株式会社ロッキング・オン,2011)

 

東京、音楽、ロックンロール 完全版

 

フジファブリックの初期の代表曲の一つである「茜色の夕日」のジャケットでは、高円寺の陸橋の向こうの横断歩道を、メンバーがアビーロードよろしく歩いています。

 

茜色の夕日

 

2008年5月16日17日には、TEENAGERツアーの東京ファイナルとして、中野サンプラザホールでも公演を行いました。「東京、音楽、ロックンロール」の265頁~266頁にその日のことが書いてあります。

 

今日のMCでも語られていましたが、志村正彦は中野という街が好きだったと思います。彼は原点を大切にする人だから。

 

その想いを汲むように、2010年12月24日に志村正彦が急逝した後、彼にお別れの献花をする場として志村會が開催されたのが、中野サンプラザホールでした。

 

当時のメンバーのコメントを、ナタリーの記事で読むことができます。

 

natalie.mu

 

あれから6年。「STAND!!」という力強いアルバムを引っ提げて、フジファブリックは、中野サンプラザホールでファンと再会を果たしました。昨日、あの場所で、山内総一郎が「志村正彦――――!」と叫んだのは、そういう意味があったのです。

 

追加公演での演奏曲

中野サンプラザ公演では、追加公演ならではの曲があるのではないか?とファンはドキドキしていましたが、ありました。志村君の思い出(つけ麺好きだったよね、とか)を語ったMCの後に、「TEENAGER」。

 

動機が不純で満載

危険なところでハラハラ

ギリギリセーフでだいたい

なんとか解けないこともない

 

僕らはいつも求めたい 君にも僕は求めたい

 

(作詞作曲志村正彦「TEENAGER」)

 

 

TEENAGER

TEENAGER

 

 

志村正彦にしか書けない詞。

10代のころの、スリルを求める気持ち。欲求に基づく不純な動機。彼を動かしていた衝動。単純な言葉で、でもストレートではなく、韻を踏みながら、軽快なリズムにのせて、こんな歌を作っていたのです彼は。

そして、「何年先だって いつまでも追いかけてたいのです」と歌うメンバーの気持ちは、あの頃の「あおさ」を芯に保ったままで、「COLORS」へとつながっていくのです。

 

アンコールに山田孝之登場

 

アンコールでは、メンバーはいつもはツアーTシャツ等で登場するのですが、この日は「カンヌの休日」のMVで着ていたタキシードで登場しました。

 

youtu.be

 

これは会場で、想像上の鼻血を出した人がたくさんいたんじゃないでしょうか。私は、LINE LIVEで見ていたのですが、出しましたよ。想像上ですが。漫画みたいに。

 

ちょっとエントリーの趣旨からはずれるかもしれないですけどいいですか?

 

 

山内総一郎に、もっと、このタキシードみたいな、彼の足の長さを生かせる、シュッとした衣装をお願いします。スモッグみたいなのじゃなくて。

 

はー、すっきりした。

 

で、登場しました、山田孝之さんが!考えるさんじゃなくて!

会場は大盛り上がりだったことでしょう。私も盛り上がりました。一人で。

 

存在感ある。

そして、芸も細かい。

 

ジャケットの裏側に芦田愛菜さんの写真をベタ張りしていたのを最後に見せてくれました。ありがとう山田孝之!秋田から駆けつけてくれた、あなたはいい人!

 

 

最後の曲は、「STAR」で〆てくれました。

フジファブリックが続いていくことを宣言したこの曲は、いつも、ライブの終わりにふさわしい一曲だと思います。

 

 

大成功の中野サンプラザホールでした。