JASRACから、私のエントリーの約3分の1は著作権法違反だから削除せよ、と言われたので、ほんとにそうなのか、更に、調べてみました。
著作権法の本って、ほんとにたくさんあるんですね。詳しい人(後輩Kくん)の助言を受けながら、選んでみたのはこちら。
加戸氏は、文部科学省の官僚として、著作権法の改正作業に携わり、平成7年にはJASRACの理事長まで勤められた方です。その後、平成22年まで愛媛県知事を勤めていたという変わった経歴のお方。全館禁煙の県立病院内で喫煙をして、「全館禁煙の認識はあったが、灰皿があったから・・・気の弱さかもしれません」と釈明しつつ、これを機に禁煙してはという記者の質問に「私に禁煙しろというのは極論すれば死ねということ。人に迷惑を掛けないように吸いたい」と答えたとか(Wikipedia)。本から受ける印象(穏やかで冷静そう)とはだいぶ違ってて、可笑しかったです。
後輩Kくん:「昔の本なので、今の実務には追い付いてない面もありますが、スタンダードとして押さえておきたい一冊です。」
高部氏は、現役の裁判官で、現在、知的財産高等裁判所部総括判事を務めておられます。専門家中の専門家といえるでしょう。
後輩Kくん:「現役の裁判官がどう考えるか、っていうのがよくわかる本です。現場ですよ現場。」
中山先生の経歴をみると、東京大学名誉教授、知的財産戦略本部本部員、産業構造審議会委員、工業所有権審議会委員、文化審議会委員、関税・外為法等審議会委員、(財)知的財産研究所会長、とあります。すごい!
文句なしの第一人者といえましょう。しかし、関税・外為法等審議会委員までやっておられたのはなぜ・・・・。
気骨もある方だったようです。「第6回知的財産戦略本部での意見表明は多方面に波紋を呼び」(Wikipedia)とあったので、審議会議事録を見に行ったところ、確かにすごくはっきりモノをおっしゃってました。すごいな~。
後輩Kくん:「中山先生を紹介しないのはやばいんじゃないですか?やっぱ」
北村先生は、弁護士であり、かつ、日本知的財産仲裁センター仲裁委員・調停委員、著作権法学会会員、国際著作権法学会会員、著作権情報センター会員、日本ユニ著作権センター相談員です。
雪丸先生も、弁護士であり、著作権法学会会員、日本ユニ著作権センター相談員です。
弁護士として、色々な方のご相談にのっていらっしゃる方々ですね。本も一般向けで、わかりやすいです。そして、とても味わいがある・・・・!!!
私:「これいいね。わかりやすい。回答も含蓄が深いよ!」
後輩Kくん:「確かにわかりやすいっすね」
他にも書籍はたくさんあるんですけど、キリがなさそうなので、まずはこの本でもって、調べていくことにしました。
(つづく)