あおさ海苔の話を先に書いてしまいましたが、フジファブリックLIVE TOUR 2017 「STAND!!」@札幌PENNY LANE24の楽曲のレポです。
セトリ順に感想を記します。
全体として、「STAND!!」の曲をもれなく聴ける、「STAND!!」の魅力を堪能するためのステージだと思いました。今現在のフジファブリックはこれです!みたいな。
ブルーのアウトロやrobologueの間奏のように、山総のギタープレイに耽溺できる曲がないのが少し物足りないと言えば物足りないでしょうか。the lightをそういうふうにしてもいいんじゃないかなっと個人的には願っているのですが、どうなんでしょう。
FREEDOM
アルバムでも冒頭を飾るこの曲は、ライブでもオープニングに似合います。
生演奏では、ダイちゃんと山総のコーラス部分が綺麗にハモっていて、鳥肌ものでした。二人のコーラスが好きな人はぜひ耳を澄ましてください。
Green Bird
アルバムの中でも特別な存在感を放つこの曲。「ブルー」と並んで、山総の代表曲になるんじゃないかと最近思っています。彼の歌唱力のいいとろがすべて生かせるような歌。何度聴いてもいいです。
山総のエンジンもかかってきました。
ラストの「残像」のあとの「おーーー」(ダイちゃん⇒山総にリレーされる)は、今回はありませんでした。
SUPER!!
実に気落ちよさそうに歌っていました。ライブ映えする一曲。
ダイちゃんのギタープレイも、初めてじっくり見られました。
ライブのときのダイちゃんを見ていつも思うのは、「なんで澄ましてるの?」ってこと。この時も、斜め上の空に視線を漂わせながら、ちょっと眉を顰めがちな様子で弾いていましたが、早速山総がちょっかいを掛けに来て、ダイちゃんのペースを乱し、ぐいぐいと肩をこすり合わせてきます。後に、ご本人も「ダイちゃんとイチャイチャしちゃいましたが」と言っておられました。
ALONE ALONE ALONE
噂に聞いていたニューアレンジ。サポートギターのなごさんがいなくても、華麗になりたつ楽曲になっていました。いい、すごくいい。
なんか東洋風(?)のリフもかっこいい。
フジファブリックの、ライブごとに楽曲のアレンジが進化していくところがすごく好きです。
Splash!!
子供の遊びからインスパイアされる歌詞という点で、炎の舞とちょっと共通するかも。
ノリノリです。
プレリュード
ドライブの歌。すごくダイちゃんぽいメロディラインと歌詞だなあと思います。マボロシの街と地続きな気がする曲です。
陽炎
真冬に聴くのもいいものです。いい曲だから。
冒頭部分、総君の歌い方が少し柔らかくなった印象です。
have a good time
robologueに続く、フジファブリックジャズっぽい曲シリーズ。
「働くだけじゃなくて 働くだけなんて」
身につまされる・・・・。
「でもそれはないでしょ どの道を 歩かされてるのかも分からない 分かれない ここが今何処なのか 淀む涙抑えゆくよ」
意味深すぎて怖いんですけど。
炎の舞
非常に、非常にフジファブリックっぽい曲だと思うんですけど、誕生秘話的には、とあるバンドのライブに3人で行った翌日に、ウケ狙いでつくったオマージュ溢れる曲だったとか。エレキシタールを弾くときの山総が心なしかドヤ顔。
COLORS
あおさの歌です。
流線型
懐かしい。CMで使われて、リバイバルでしょうか。
夢みるルーザー
この曲を聴くと毎回、我を失わんばかりに踊ってしまいます。どうも私の中枢神経にBOBOさんのドラムが響くようです。色っぽい歌だと思うんですよね。すごく。
徒然モノクローム
その頃のフジファブリックの全部が詰め込まれている曲だと思います。だからライブでも愛される。
夜明けのBEAT
カッコいいのよね。
ポラリス
この曲のギターがやっぱり好きだ。
Girl! Girl! Girl!
ハンドマイク期は過ぎ去ったようです。投げキッスはラストにくれました。
the light
ライブで印象が変わった曲。静かな前半と打って変わって、後半は激しい曲調で、メンバー全員が、弾けるように演奏します。山総のギターの弾きっぷりも、跳ねるよう。このアウトロ、もっともっと長くなっていっても、いいのよ・・・・。
アンコール
カンヌの休日
「山田孝之さん、すごくかっこいいんですよ」「イェーって言うところがあるんですけど、あの・・・・MV見てる人いますか?おー(笑顔)。じゃあわかりますよね。そこで、手をこう振り上げると、もっとカッコいい曲になります(笑顔)」
もちろん、手を振り上げましたよ。LIFEでは手を振る、Magicでも手を振る、カンヌでは拳を上げる。
銀河
冬だもんね。
LIFE
冒頭部分、三日月ADVENTUREのような引っ張り方はなかったです。「大切な何か」も一回でした。反省会で指摘されて反省したのか。
ラストにふさわしい、華やかな曲ですよね。笑顔でライブを締めくくることができます。
楽曲の感想は以上です。