彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

フジフレンドパーク2016 ゲストKANA-BOONに行ってきました

7月7日七夕の夜にZepp DiverCity TOKYOで行われたフジフレンドバーク2016の最終日、ゲストKANA-BOONの日に行ってきました。

 

曲の感想

 

深呼吸をし

リセットしたら

爆音に身を委ねましょう。

 

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わたくし、週初めに仕事ですごくショックなことがありまして、物事に対して気分がのらない状態で、今回ライブに行く時もけっこう鬱々としていて、おまけにライブも遅刻して行ったのですが、会場に足を踏み入れたら、すぐに身体が動き出して、気付いたらこの上ない笑顔になっていました。

 

音楽のチカラってすごい!

 

七夕の夕べのフジファブリックのセトリはこちらです。

 

Surfer King

星降る夜になったら

ポラリス

Green Bird

Suger!!

夜明けのBEAT

バタアシParty Night

TEENAGER

~アンコール

銀河(谷口鮪くんとコラボ)

STAR

 

今回は後ろの方で観たので、わりと目をつぶって、音に集中して聴いていました。視覚をシャットダウンすると、聴覚に集中できます。

今回は、「ポラリス」がすごく気持ちイイ!と思いました。「ポラリス」については、ライブでどんどん印象が変わっていっています。初めて聴いたときは、正直、サウンドに凝ってるのはわかるけどもうちょっと尖ったところがあってもいいかな?という一抹の物足りなさを感じていたのですが、ライブでは、サウンドがもっとこう、大きくなっていて、ダイちゃんのピアノも大胆不敵で、音の世界に圧倒されます。

 

manamisinging.hatenablog.com

 

構築されたサウンドに包まれ、圧倒されるイメージはGreen Birdと共通していると思いながら聴いていたら、次の曲がGreen Birdだったので、個人的にはすごくツボでした。安定したリズム隊の上に、鍵盤とギターがそれぞれのテクニックを駆使して素敵なお城を築いている!

 

TEENAGERは、三日月ADVENTUREツアー後半でもやっていた曲ですが、また聴けてよかったです。

 

Teenager

Teenager

何年先だって

いつでも追いかけてたいのです

難解です 難解です 君のアンサー

今すぐ教えてほしいよ

 

TEENAGER

TEENAGER

 

 

この曲の歌詞が好きでたまらない。

何年たっても、この曲を聴いたら自分の若い頃を思い出します。皆も踊りだすのは、心の中の10代が喜んで飛び跳ねるからじゃないかな?

 

ちなみに、この日は、曲の出だしで総君が「ホニャララ~」と歌い出して、結局曲をやり直すというアクシデントがありました。「けっして歌詞を忘れたわけではなく・・・・コードが抜けたりもして・・・・みんなの盛り上がりが足りないんちゃう?!ってさぁ♪」などと言いながら、山総は平謝りしていました。やり直した後に盛り上がったし、我々は山総の失敗には慣れているので気にしませんが。

 

MCについて

山総:「対バンっていうと、VS!みたいな感じ、あるじゃないですか。KANA-BOON VS キュウソネコカミ!とか。対決!みたいな。そういうのも全然いいと思うんですけど、僕らの場合、そうなったらほぼ100%に近い確率で僕らが負けるという想定のもと、対決じゃなくてお友達になりたい、フレンドになりたいなーってことで、フジフレンドパークというのをやらせて頂いています。KANA-BOONとはずっと一緒にやりたいと思っていたので、本当に嬉しいです。」

 

記憶の限りではだいたいこんなことを彼は言っていました。山総には、「僕たちは喧嘩に弱い」設定があるみたいです。昔のBand Wagonでこんな話題があったことを思い出しました。

 

車に乗ったまま映画をみる、いわゆるドライブインシアターの話で盛り上がったところ・・・・

 

山総「今思ったんやけど、そういうところ行ったら、俺ら、からまれるんちゃうの?」

加藤「いやもう、絶対からまれる」

金澤「かっこうのカモですよ」

山総「ちょっとお前跳んでみろ!とか言われて。全然自分の年齢より年下の人にさ」

加藤「ああー。なんか、胸が苦しい」

山総「胸苦しいわー。まあでも、夏は夏で、楽しめるんじゃないですか」

加藤「いい夏を過ごしたい」

山総「いい夏を過ごしたいフジファブリックでございます」

 

manamisinging.hatenablog.com

 

そういう、自分を無理やり強く見せたがらないところは、山総を含むフジファブリックメンバーの性格のようですが、すごく良いなと思います。他人より強く優れていることを証明する必要はない、いつだってライバルはメンドクサイと思う自分自身なんだぜ!(by 「バタアシParty Night」)

 

もうひとつ、フジフレンドパークで常に山総がハイテンションなのは、「音楽でつながれる友達が増えて嬉しい!」っていう気持ちが溢れ返ってるからでしょう。Suchmosのヨンス君に「肌ツルツル」と言い、クリープハイプの尾崎世界観さんに「抱かれたい」と言い(そして実際にハグされ)、KANA-BOONの鮪くんに「目、キラッキラやん」と言い、フジフレンドパークでの山総は相手に対する褒め言葉がダイレクトすぎてファンとしてもどう受け取ったらいいか一瞬困る感じですけど、児童が「今日、○○くんとお友達になった!○○くん逆上がりできるんだよすげーよ!」って騒いでるのと同じだと思うとしっくりきました。

 

音楽に対する愛×友達ができた喜び(幼い頃の反動か・・・・?)×山総の素直な性格が爆発する場、それがフジフレンドパークという名の彼らの公園なのですね。

 

また、山総は、アンコールで鮪くんとコラボして銀河をやったんですが、「今回は、鮪君からこの曲がいいって言ってもらって一緒にやったんですが、そういう風に誰かから言ってもらえるのは本当に嬉しくって。聴いてると、なんか、この曲がKANA-BOONの曲みたいに聴こえてきて!」という発言をし、会場中から(たぶんステージ左右からも)「さすがにそれはナイ」という空気をくらっていました。

 

山総:「あれ・・・・俺・・・・なんかこいつに触るとヤバいぞ危険、みたいになってる?」

ダイちゃん:「安全第一!」

 

その通りです。

 

フェンダー社から山内総一郎モデル発売

そういえば、ツアーで時々山総が、「言いたい・・・言いたいけど言えない!七夕に何か発表あるかもよ♪」的な事を言っていたのですが、その発表がありました。

 

山総:「フェンダーからついに、山内総一郎モデルが発売されます!」

会場:拍手

山総:「発売時期は、今すぐっていうわけではなく、まあ、年内、年内にはっていう感じです。」

 

わりと曖昧な感じですね。おそらく、フジファブリックのファンならほぼ100%見当がついていた発表内容ですが、おめでとうございます。

色はやっぱり赤で、ネックは太いんですかね?ヘッドの裏に「魂」って書いてもらえるオプションがあったら面白いですよね。

 

七夕セトリ

今回は七夕セトリということで、「星降る夜になったら」「ポラリス」「銀河」「STAR」と、星にまつわる曲が演奏されました。「Small World」も星にまつわる曲と言えなくもないし、月も惑星なので「同じ月」も星にまつわる曲と言えなくもない。

 

つまり、フジファブリックには、星にまつわる曲が結構あります。

 

東京の空の星は

見えないと聞かされていたけど

見えないこともないんだな

そんなことを思っていたんだ

 

星を見上げることが多かったのかもしれない。

そんな風に思いました。