4月23日に行われたTokyo FMの番組KIRIN BEER "Good Luck" Liveフジファブリック編を観覧してきました。
私は応募して見事にハズれたのですが、当選したフジ友さんに誘っていただきました。
ただただ幸運に感謝です!
フジ友さん、本当にありがとうございました。
麹町のTokyo FMの1階正面玄関にたむろする私達。半数程度は男性でした。時間が来たら、スタッフさんに一人一人名前を呼ばれ、スタジオに移動します。名前を呼んでくれたスタッフの女性がキュートでいい感じです(キレイな女子好き)。
スタジオは、「近い!」。
メンバーの演奏スペースとの距離が近いです。ステージのようになっておらず、完全に地続き。二間続きの部屋のようです。
「今のうちなら写真をとってOKです」の案内に、みんなカシャカシャカシャ。
総君の赤いストラトから目が離せません。
ギターテックのゴリさんがストラトをチューニングします。
もうすぐメンバーがくる・・・・。
ドキドキですよ!
10分ほど前に、司会の堤友香さんが来て、皆で拍手の練習などをしました。
堤友香さんがめっちゃ美人で、癒されます。水色のワンピースが素敵(キレイな女子好き)。
「ポイントは、強く早くです!」
強く早く、拍手をしました。
「次は歓声入りでお願いします」
ヒューヒュー言いながら拍手をしました。
そして開始間際になり、メンバーが登場です。
加藤さんと山総はホールツアーの時のインナー、ダイちゃんだけモノトーンの初見の衣装でした。BOBOさんは例のパジャマチック衣装。そして山総の髪型は完全に鬼太郎でした。
近い!
近いです・・・・(涙)。
「近いねえ~」
「なんか変な感じですね。異空間みたいな」
「地続きで」
「音、うるさいよ?」
しゃべりながら、山総は両腕の袖口のボタンをながーい時間をかけて留めていました。「東京アコースティック百景」のときも袖口を気にしていましたが、あれもボタンを留めていたんですかね?
山総:「まるで、友達を家によんで演奏するみたいですね」
堤さん:「えっ そんなことするんですか?」
山総:「しませんよ。するわけないじゃないですか」
安定の山総。
メンバーも心なしか緊張している様子。かとをさんは、大きな手を振って準備運動(?)をしていました。
セトリは以下のとおり。
1.Sugar!!
2.Green Bird
3.徒然モノクローム
4.ポラリス
5.夜明けのBEAT
6.Girl! Girl! Girl!
7.虹
「Sugar!」が始まって、ガツンとやられました。
音がとにかくクリアなんです。さすがスタジオ。ライブハウスともホールとも違う、くっきり感。
そして、近いからガン見できる、手元の技。
私の席からは、山総と加藤さんがよく見えたのですが、今日は「この旋律って鍵盤じゃなくてギターだったんだ!」「ベースの音ってこんなだったんだ!」といろいろ発見がありました。
そして、背中を震えが走る、ゾクゾクした感じも久しぶりに味わえました。もう一曲目から、席に座っているのがつらい!
2曲目は「Geen Birld」。さすが、激戦を勝ち抜いたファン。「Sugar!」と違って手拍子はありません。この曲は手拍子なしで聴くのがいいんですよそうだよみんなわかってる!
山総の歌に気合いが入ります。ギアがかかってきたのがわかります。
彼の全身に力が漲り、それが汗となって、見えないエナジーとなって、スタジオを満たしていきます。歌声は、切実な感じが伝わってきて、しびれました。一曲一曲、顔つきが違うんですよね。「Green Bird」は少し切ない感じ。
3曲目は「徒然モノクローム」。拍手復活。私達は、わかってるファンだから。わかってるから!
「東京アコースティック百景」のときも思いましたが、山総は観客を煽る技を身に着けたようです。20名のスタジオライブでも、ギターで煽る煽る。間奏のときはいつのもように、加藤さんも前に出てきて、客席を煽りまくりました。
どうよこのギター!
どうかなこのベース!
身体動かしたくなるでしょ?
楽しいでしょ?
ニコニコ笑顔で、こんな煽られたら、こっちも盛り上がります。挙句の果てにギターやベースを観客に押し付けるようにして弾き、触らせていました。
キャー。
だから歌詞間違えたの、気づきませんでした。
「どうしていつもやってる曲で・・・・。レコード会社の人の視線が痛い・・・・」と言ってましたが、怒られたりするんでしょうか?
4曲目は「ポラリス」。簡単なトークが入ります。
「どんな曲ですか?」と聞かれて、ダイちゃんにいきなり振る山総。
「週末にピッタリな曲だと思います」とキレイにまとめるダイちゃん。
CM中に、山総が笑いながら「わけわかんねーこといってんじゃねー」とダイちゃんに絡む様子が、「男子だなあ」と思いました。
あと、どのタイミングかは忘れましたが、山総はわしゃわしゃーっと頭をかきあげて、そのために髪の毛が乱れていました。私は乱れてても別にいいですが、隣のフジ友さんは直してあげたくなったそうです。
そしてポラリスは、ベースとギターの旋律にビビりました。
特にギター。え、これ、ギターだったの?という驚き。
てっきり鍵盤だと思っていました。普通打ち込みでしょうこれは、というところをギターがやっていました。山総の右手も左手も忙しく動いています。
これを弾きながら歌うなんて、ほんとに大変だろうに。でもそこをやるのが、彼らなんだよなあ。
5曲目は「夜明けのBEAT」。
ああギターがカッコいい。ほんとカッコいい。
すみません山総しか見てなくて。
観客20名のスタジオライブでも、全く手を抜かず、普段のライブと同じテンション。こんな制約された条件下で、すごいスピードで音に没頭できる山総の凄みを感じました。
今日は背面引きはせず、その代り、観客に嬉しそうにギターを押し付けていました。
なんでしょうかこのプレイは。
6曲目は「Girl! Girl! Girl!」。
今日は歌詞間違えないようにしよう、もう一回間違えたから、という気合いを表情から感じました。そして無事に、急所を乗り切り・・・・今日も投げキッスするよ?という表情からの投げキッス。準備された投げキッス。
今回も空中でキャッチさせて頂きました。
最後は「虹」。
「雨がやんでほしいなと・・・虹がかかって欲しいなと思っています」
楽しい気持ちは、もうマックスです。ああ楽しい、椅子に座ってないで踊りたい、と思いながら身体を揺らして、例のところでは全員で空を持ち上げました。
そして自由自在のアウトロ。また客席に近づき、ギターを弾き倒す山総。
約1時間のライブでしたが、ほんとにすばらしかったです。
ライブハウスとも、ホールともまた違うスタジオライブ、もう二度とないのかもしれませんが、死ぬ前にもう一度機会があればぜひ行きたい。そんなライブでした。
とりあえずのレポは以上です。