大阪のラジオ局FM802が主催する、冬のフェス「Radio Crazy」に参戦してきました。
豪華ラインナップですが、私の目的は当然フジファブリックです。フジファブリックのステージは、午後3時35分からだったので、午前11時20分新大阪着の新幹線で向かいました。ツイッターでチェックすると、9時30分の開場の時点ではかなり並んだようですが、私が現着した12時過ぎにはコスモスクエア駅は超ガラガラで、「ホントにこの先で関西が誇るフェスをやっているのだろうか・・・・」というさみしーい雰囲気でした。ホント、駅から会場まで、ひとっこひとりいないんですよ。でももちろん、インテックス大阪ではちゃんとフェスが行われていました。会場に入ると、大勢の人がひしめいていました。
華やかなフードコート。
さすが、噂の人気フェスです。
まずは、フードコートを抜けて、「ぼんのうクローク」に向かいました。インテックス大阪は、晴海の国際展示場のような巨大な建物ですが、「ぼんのうクローク」は建物の最奥の、駐車場に位置しています。つまり建物の4階あたりにあり、普通なら車で上る坂道を登っていくわけです。この段階で息切れします。知らず知らず、松任谷由美の「ひこうき雲」の一節、「白い坂道が空まで続いていた」を口ずさんでしまいました。
いかん、フェスは体力・・・・!!!
クロークは、お金を払ってポリ袋を受け取り、そこに荷物を入れて名前と連絡先を書いたシールを貼り、付された番号の近くのクロークに荷物を預け入れるというシステムです。クロークの荷物棚は、かなり広大なスペースにわたって配置されており、さほど待つことなく荷物の出し入れができる仕組みとなっていました。合理的なオペレーションが大好きな私的には大変満足のいくものでした。大勢の人間が集まるフェスを仕切るのは大変だと思いますが、Radio Crazyは細かいとこまで配慮が行き届いていて、さほどストレスなく過ごすことができました。
さて、無事に荷物を預けることができたので、フードコートでカレーを食べた後、「裏802横丁」をぶらぶらしました。
神社っぽいものがあり、ここにお賽銭をいれると、半紙をもらって書き納めができます。
面白そうなのでやってみました。
自分の汚い字をさらすのは恥ずかしいですが、記念なのでアップしておきます。
「好きなものこそ大切に」
今年、私が学んだことを書いてみました。
また、FM802のブースの横にフジファブリックポスターを発見しました。
サインしてるのは山総だけでしょうか?
私は、「GIRLS」のポスターというか、アー写真よりも、「BOYS」のポスターのほうが断然好きなので、こちらが貼ってあって嬉しかったです。
そんな風に時間をつぶしているうちに、いいよL‐Stageでのフジファブリックのアクトの時間が迫ってきました。
私は、ひとつ前のパスピエのファンがはけるのを待って、中央の前から4列目くらいに陣取りました。舞台の上では、すごい勢いで転換が行われています。Hammondを載せた巨大なダイちゃんの城がずずずと運ばれてくるのを見るのは、何度見てもワクワクします。スタッフの人が盛んにマイクチェックをはじめました。こういうのを見てるのも楽しい。
しばらくすると、BOBOさんがやってきて、ドラムをたたき始めました。
サウンドチェックというよりは、準備運動ぽい感じで、淡々とたたき続けます。
「BOBOさん、痩せてかっこよくなったよね」
「色気があるね」
などと会話していたら、なんと、かとをさんもやってきました!
フェスだと現場でのリハの時間がないからなのか、「はっはっはー」と言って、かとをさんもマイクチェックをしています。
「かとをさんの服装がいつもと違う!」
「あれって舞台衣装なの?普段着ぽいけど・・・・」
「衣装でしょ」
そして期待していたら、ダイちゃんもやってきました。Hello!! Boys&Girlsツアーのときに着ていたスタジャン(的な上着)ではありません。黒っぽいスーツで、袖口にちらりと赤い色が見えます。
「ダイちゃんいい!」
「スーツ似合う!」
「これは、衣装が変わったってことだよね。嬉しい!気になってたんだよね」
「山総のコート、なくなるかなー」
「踊らないんだから、裾は短くていいよね」
ダイちゃんも、「へっへっへー」(小声)とマイクチェックをします。ところでマイクチェックってどうして「は行」でやるんでしょうね?
ああ、このサウンドチェックを1時間くらいやってくれたっていいわ・・・・と思っていたところ、期待どおり、山総もやってきました。
ロングコートじゃない、黒のジャケットにTシャツを着て!
私は心の中で万歳三唱をしました。
前の衣装はいまいちだと思っていたんですよね。インナーが首元までボタンのあるシャツじゃなくて、Tシャツになってることも、裾が長くないジャケットになったこともイイ。
今回の衣装は、わりと「衣装っぽさ」が抜けて普段着に近くなって、嬉しい限りです。
もうこの段階で、かなりテンションがあがっていました。
(続く)