あずまきよひこの「よつばと!」13巻を読みました。
13巻のキャッチコピーは、「そして 今日も、 日々は続く。」
他の巻と同様に、ここでも、緑の髪をした元気満タンな「よつば」と、よつばを海外から拾ってきたらしい「とーちゃん」の終わりなき日常が描かれています。
特に何があるでもない毎日だけど、きっとよつばにとっては新しいことの連続なんだろうなと思わせる、ささやかなストーリー。こんなふうに転げまわって笑ったり怖がったりしていた日々が、確かに私にもありました。ああ、懐かしいよ。
13巻では、「とーちゃん」の母親である「ばーちゃん」も登場しました。リモワらしきスーツケースに、不思議な雰囲気の重ね着にブーツという「ばーちゃん」は、なんともいえずカッコいい。
絵の繊細さにもますます磨きがかかっています。
1コマ1コマがすごく丁寧だし、考えられてる感じがします。ちなみに、定規をつかった直線が全く使われていない絵なんですよね。
でね、でね。
ふと、なんとなく、「とーちゃん」が、志村に似てると思ってしまった。
もちろん、「とーちゃん」と志村では、性格は全然ちがうんだけど、いきなり外国で子供をひろってきて育てちゃうという突拍子もないところは、なんかロックンロールな気がします。
そんで、一人でニヤニヤしてましたとさ。