彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

山内総一郎「Rock It Out! フジイケンジの素敵なあなたに」出演

フジファブリックの山内総一郎氏とフジイケンジ(The Birthday)さんとの対談が、広島FMの「Rock It Out! フジイケンジの素敵なあなたに」で放送されました。8月22日に行われたWILD BUNCH@山口きらら博公園での弾き語り当日、公演前に収録されたものです。時間にしてわずか10分という短いものでしたが、「あの弾き語りの当日の対談か」と思うと、感慨深かったです。

 

今日はどこで歌うの、と藤井さんに聞かれて、地図で説明する山内総一郎氏。

「聴いてくれる方がいらっしゃったら、たぶんこの浜辺とかに居る感じで。みんな、帰る途中とかだと思いますけど。最初にやった奥田民生さんに聞いたら、『超さみしい』『お前あそこでやるんか。さみしいぞ』って言われました」

 

「聴いてくれる方がいらっしゃったら」って、どういう認識ですか。こっちは東京から飛行機でわざわざ行ってますヨ!実際、浜辺にも、山総氏の弾き語りを聴くために、結構な人数が座っていました。

でも、当の本人からしたら、不安だったのかな?実際、暗闇で全然見えないし、だれも聴いてくれてないんじゃ、とか思ってたのかしら・・・・。

 

さらに、フジイケンジ氏に曲の作り方を聴かれる山総氏。「前は、曲を先につくっていたんですが、それがどうしても苦手で」試行錯誤の結果、今は詞を先に書く、いわゆる「詞先(しせん)」だと説明します。フジイさんはどうですか、と尋ねて、「俺は曲と詞は同時かも」と答えられて、「同時が一番曲としては固い」「強い曲になる」と盛り上がる二人。

 

短い対談の後、最後に流れた曲は、「若者のすべて」でした。

ラジオから聴こえてくると、また独特のものがありますね。

夏の終わりにどんだけ人を切なくさせるんだ。この曲は。

 

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