彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

【私信】拝啓 U先生

拝啓 U先生

インターネットでブログを書くということは、全世界に向かって文章を発信しているわけで、誰に何時読まれようと覚悟はしているのですが、やはり普段の「仕事をしている私」とここでの文章が結び付けられるのは、大変恥ずかしいものがあります。

 

とはいえ、雅-MIYAVI-さんのライブでBOBOさんが好きになったというU先生に向けて、せっかくなので、少しフジファブリックの紹介をさせてください。先生がこのエントリーを読むかどうかは、わかりませんけれども。

 

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 (写真はそっくりだと話題の、「笑い飯」の西田さんとBOBOさん)

 

フジファブリックはとても変化の激しいバンドなので、どういったあたりから紹介するか悩むところです。BOBOさんの演奏が楽しめるものとしては、直近のものでは「夢みるルーザー」という曲があります。

 

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 BOBOさんは近年ずっとフジファブリックのサポートメンバーとして、レコーディングにもライブツアーにも参加しているので、4人目のメンバーといっても過言ではありません。「夢みるルーザー」のMVにも、ばっちり映っています。間奏時のセクシーな表情と、後半の裸足でペダルを踏んでいるシーンは必見です。この曲はギターと同じくらい、ドラムがかっこよく活躍していると思いませんか?

 

また、BOBOさんを含むフジファブリックの演奏が堪能できるものとして、「ブルー」という曲のアウトロがあります。

 

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前半では、BOBOさんは、ボーカルと一緒に歌を口ずさんでいます。コーラスではないので、無意識に、口をついて出ているのでしょうね。BOBOさんもこの曲が好きなんだなあと思うと、ファンとしては、とても嬉しいですね。

言いたいことが上手く言えなかった後のモヤモヤ感を出したというアウトロでは、ドラムがドラマティックな展開を後押ししています。

 BOBOさんがサポートをするようになってから、リズム隊はライブでやるすべての曲について再構成をしたようですから、BOBOさん加入(ともはやいえるレベル)の影響は、この上なく大きいですね。

 

BOBOさん加入前の曲についても少し紹介させてください。フジファブリックはデビュー当時、四季盤といって、春、夏、秋、冬をコンセプトとしてシングルを発表しました。メジャーデビューは2004年4月、「桜の季節」のことでした。

 

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この当時は、フジファブリックの作詞作曲をほぼ一手に引き受けていた志村正彦がボーカルをしていました。彼は、2009年に急逝してしまいますが、強烈な個性の持ち主であり、とてつもなく非社交的なのに、なぜか大勢の人に愛されるという不思議なキャラクターで、今でも、メンバーに決定的な影響を与え続けています。

 

この人のつくった「陽炎」という曲が、私は大好きなんです。MVも、ちょっと昭和っぽくていい感じだと思いませんか。

 

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フジファブリックの音楽は、残念ながらU先生には「ぐっとこない」ようですが、音楽ってとても個人的なものですから、それはまあ、仕方のないことです。私も、SCANDALに特に興味がないですし。

その人の置かれた環境や心情が曲とシンクロした時に、ぐっと「入ってくる」ものなのでしょう。

 

さて、最後に。こんなに沢山エントリーを書いているからといって、私が余裕があるとか、暇だとか思わないでくださいね。これは(ほぼ)毎日、睡眠時間を削って書いているのです。なぜならここは、今の私にとって大事な逃避先だからです!(言ってしまった!)。眠るより大事!

 

なので、今後、お仕事でご一緒する際には、このブログは訪問しないことを、強くお勧めいたします。