Perfume の3回目のワールドツアーの様子が、ついに記録映画になります。
その名も「WE ARE Perfume」。
2014年のワールドツアーに加え、アメリカ・テキサス州オースティンで開催されたフェスティバル「SXSW 2015」の様子が含まれるようです。オースティンでのパフォーマンスは、ウルトラかっこよかったので、映画館の大画面で観るのが楽しみです!
ところで、Perfumeといえば中田ヤスタカですが、私はこの人が大好きです。ヤスタカさんは、2012年に「Changemakers of the year」という日経ビジネスがやっている賞を獲っているのですが、その際の記念インタビューの内容にとても感銘を受けました。一部抜粋します。
つくりたいものを、つくれるような環境に自分を置く。
実はこれが一番難しいことです。特にプロとしては。
だからこそ、つくっている人が一番頑張るべきところも、ここです。
つくりたいものを、つくれる環境をつくる。
そのうえで、オーダーがあったり、「枠」があったりして、いろいろなかたちで作品を世に出していく。
つくりたい曲をつくる。あとは、どうやったらつくりたくてつくった音楽が、より多くのひとに届く環境を成立させるかを考える。それではじめて、キャッチーになる。アーティストが考えるべきことって、それじゃないのかな?
大人です。
でも、その大人としてのスキルを、中田ヤスタカ氏は、子供のように自由に遊ぶために発揮しているのです。かっこいいですよね。
Perfumeも、最初は中田ヤスタカ氏のレコーディングで泣いたりしていたけれども、その道のりは、結局、彼女たちが自由に振る舞える「今」に続いていました。
どんな分野であれ、「仕事」って、ど真ん中の部分だけで成立してるものじゃないんだなって思います。自分が働きやすい「場」をつくることの大事さと、そのための挑戦や努力が価値のあるものだということを、日々、実感します。
そうだね、明日もがんばろう。