京都で観光関係の仕事に携わっている友人がいるので、何の気なしに聞いてみた。
「舞妓さん遊びとかって、同席したことある?」
「たくさんあるよ」
「あれって、何が魅力なのかなー?中学生の子を宴席に侍らせる文化ってさ、よく考えると結構すごいよね」
「そうねえ・・・・彼女たちのお座敷での舞いを見ると、キリっとしていて、プロやなあって思うんだけど、話してみると、本当に子どもで、そこらの中学生と同じくあどけない感じで・・・・。そういう子たちが、大人の女性にだんだん変わっていくのを、間近で見てるんが楽しいのかな」
確かにこんな舞妓さんが
自分のサポートもあって、こんな芸妓に変わってゆくのを見ているのは、堪らない愉悦かもしれません。
あれ、これって何かに似てるような・・・・・
AKB?
自分のサポートで成長してく姿が嬉しい心理というのは、宝塚とかジャニーズとか、あらゆるアイドル文化に共通しているのかもしれませんね。なんだ、じゃあ日本の伝統文化なんだな、アイドルの応援は。
・・・・・・ん?
ステージではキリっとしていてカッコいいのに、しゃべるとトークのゆるさに驚く。
どんどん変化していく姿に驚嘆する・・・・
それを応援したい・・・・
ナニカと共通点がありますかね?
その人たちのつくる曲が好き、バンドとしてのゆるい雰囲気が好き、歌声が好き、制作活動に向かう姿勢が好き。まあいろいろあるのですが、目の前でどんどん変わっていくその姿が見たい、それを応援したい、という気持ちはかなり共通点があるようなないような。アイドル扱いしてるつもりはないんですけども・・・・。
まあ日本の伝統文化に通底する気持ちで応援しているということですな(キリッ)。
そんなことを思った京都の夜でした。