彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

「A Day in the Life」一日をあなたとともに

「A Day in the Life」といえば、やはりビートルズ。

アルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の最後のこの曲は、もしこれが絵画だったら、Tate Modernに飾られるかなという雰囲気の曲。ロンドンぽい。歌詞も、(いつにもまして)訳がわからない。

 

youtu.be

 

ジョンの作った曲と、ポールの作った曲をつなげて作ったため、途中でガラリと曲調が変わるのだけど、不思議と上手く組み合わさっている。目覚まし時計の音や、オーケストラの不思議な音が入っていたり、やたらエコーがかかっていたりして、聴いていて楽しい。

 

ジョンは、ビートルズでの共同作業の中で、この曲が一番楽しかったと語っているらしい。出典が不明なので、本当かどうかわからないけれど、その後、ビートルズが解散へと向かっていく流れの一歩手前がこのアルバムだったことを踏まえると、本当かもしれないと思う。

 

と、ビートルズファンならいろいろ語りたくなるこの曲と同じ名称の、フジファブリックのアナログレコードが発売されることが公表されました。パチパチパチ。

 

人生という名のアルバム『LIFE』より楽曲をセレクト、タイトルを『A DAY IN THE LIFE』と題し、人生の一部である1日の始まりから終わりをイメージした曲順となるように、選曲を行いました。

 

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セレクトされた楽曲と曲順はこちら。

 

[Side:A]
1.リバース
2.Gum
3.LIFE
4.シャリー
5.カタチ
[Side:B]
1.フラッシュダンス(Album Version)
2.robologue
3.バタアシParty Night
4.卒業

 

「リバース」は起き抜け、「Gum」は午前中、「LIFE」はお昼、「シャリ―」と「カタチ」は午後早い時間。そこでB面に代わって、「フラッシュダンス」は夕方で、「robologue」が陽が落ちるまさにその瞬間、「バタアアシParty Night」はその名の通り夜、そして「卒業」が寝入りばな・・・って思うと、絶妙な曲順ですね!

 

アナログレコードは、再生できる機器を持ってないので買うつもりがなかったんですが、大好きな「LIFE」でアナログ盤が出るとなると・・・・これは・・・・悩みますね。「カタチ」とか「robologue」は、アナログレコードの音質が特に似合いそうな雰囲気もありますし。

 

プライスレスなものを手に入れるために、どんどんお金を遣ってゆく自分がちょっとコワイ。