彼方の音楽

毎日の中でこころ動かされたことを、つらつらと綴っていきます。

【感想】フジフレンドパークw/ウルフルズ

フジファブリックがフレンドを招いて行う対バンイベント、フジフレンドパークの2日目@Zepp DiverCity Tokyoに参戦してきました。2日目のフレンドは、ウルフルズです。

 

ええねん

ええねん

 

 

前半はウルフルズのAct。

ウルフルズのライブを観るのは初めてだったんですが、登場の仕方からして、ベテランの余裕を感じました。ゆっくり歩いて入ってきたんですが、その様子がもうカッコいい。歌い始めたらまたカッコいい。黄色いジャケットに緑の柄物のシャツに長めのパーマという、普通ならとても着こなせないスタイルでステージを睥睨するトータス松本さん、あなたは千両役者です!これまで視線でファンを何人殺しましたか!

 

私もうっかり殺されそうになりました。いけないいけない。

 

セットリストは以下のとおり。

 

ガッツだぜ!!(つかみはOK!)

SUN SUN SUN'95

借金大王(「金の切れ目が~」「縁の切れ目~」というコール&レスポンスが面白かった)

ワルツ!!(セクハラ的歌詞なのに、この人たちがカラッと歌うと楽しい感じ)

ボンツビワイワイ(この曲大好き!歌詞が面白い)

笑えれば

サマータイム・ブルース(憂歌団カバーバージョン。山総飛び入り)

バンザイ~好きでよかった(この歌が聴きたかったので嬉しい)

バカサバイバー(変な歌詞だけど楽しい!)

いい女(ハーモニカいいですね~)

 

私は、右手のウルフルケイスケさんがよく見える位置にいたのですが、この人ほんとによく笑う!ギタリストってあまり笑わない人が多いのかと思っていたんですが(だから山総はめずらしいなーと思っていたのですが)、大変失礼いたしました。Mr.スマイルって、ぴったりですね。で、左手から、ベースのジョン・Bさんがやってきて、二人で一つのマイクで仲よさげにコーラスするんですが、その姿が

 

ほ、微笑ましくてなごむ・・・・・

 

まさか、アラフィフ男性に癒されるとは!

サマータイム・ブルースは山総もがんばって大阪弁でがなっていましたが、品のよい歯医者の息子である山総ががなってても、どうしても品がよい。でも山総楽しそうでした。よかったね。

 

そして前半が終わり、後半がフジファブリックのActでした。セットリストは以下のとおり。

 

陽炎(どんどん良くなってく。志村君作詞作曲の歌の中では、一番山総の声質にあってる気がします)

はじまりのうた(あいかわらずCメロが好き)

Sugar!(最初のところ、ちょっとキーが低くて歌いづらそうでいつも気になる)

夢みるルーザー(実にライブ向きの曲だよね。今回も楽しく踊れました)

Surrender(イントロがちょっと今までより濃くなってました。歌い方が色っぽくて、他の曲と雰囲気が違っていてよい)

Green Bird(相変わらず気持ちいい!)

バンザイ~好きでよかった~(痛恨の間違い。痛恨ですよ実に)

夜明けのBEAT(今日もノリノリです)

バタアシParty Night(OhOhOhOhの掛け声で大声出してしまった。気持ち良かった)

Magic(拍手して腕ふって、忙しい)

LIFE(山総が途中、歌が「語り」になってた。なぜ?)

***アンコール

ええねん(山総の口から「僕を見てればええねん」が聴けて感無量。そこだけ100回くらいリピートしてもらえませんか?)

徒然モノクローム(お立ち台がないので特別拝観ぽさがなかった)

 

さて今回、山総は憧れのウルフルズの「バンザイ~君に会えてよかった~」を1番だけ歌ったのですが、ここで歌詞がでてこなくてホーランドロップ状態になるという痛恨のミスがありました。

 

すみませんトータス松本さん!

悪気はないんです!

なにせこの子は、自分で作詞作曲したとある曲も、ツアーの半分くらいではちゃんと歌えないくらいなんです!

許してください!

 

と、心の中で、山総に代わってお詫び申し上げました。ほんと、痛恨だわあれは・・・・。

 

とはいえ、アンコールの「ええねん」で一応挽回。全員で赤いTシャツ着て、なんと加藤さんまでベースではなくギターを持って、迫力の4本ギター。爆音で盛り上がりました。

 

総じていえば、とっても楽しいライブでした。ウルフルズの皆様、ありがとう~♪

 

ところで、ウルフルズが終わった後の舞台の上の転換の様子を見ていたのですが、ウルフルズのほうが、機材が後ろに下がっててフロントが広い。トータス松本さんは、あっち行ったりこっち行ったり、ステージをまさに縦横無尽に移動するので、それを想定しているのでしょうね。対するフジは、ドラムセットもアンプもステージ前方にずずいとせまってる感じで、その分、ステージ上の可動領域は狭い。プレイヤーのパフォーマンスよりは、音の出力を重視している感じでしょうか。

 

プレイスタイルの違いがはっきりと表れていて、興味深かったです。

 

【追記】

素敵なライブレポがあったので貼っておきます。